季節の話題より










 12月14日~15日の明け方にかけて「ふたご座流星群」が見られます。
夜の9時頃になると月は沈み東の方向には三ツ星のオリオンが昇り、
その左にひときわ輝いている火星が見え、更にその左にふたご座が見えます。
 
 ふたご座流星群は1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並んで、
三大流星群と呼ばれ、流星が1時間に30個以上見られるでしょう。
15日の深夜3時頃が最高になると予想されています。
流星は前日の9時頃から見られるので、
天気が良いようでしたら防寒対策をして、家族そろって夜空を眺めるのも素敵ですよ。
 
 折しも12月14日は赤穂浪士の討ち入り で、シンシンと雪が降っていたと伝えられていますので
浪士達は流星群を見ることはなかったでしょう。

(信州民報  12月13日付け)




















11月10日に長野市桜ヶ丘中学校で信濃教育会主催の「共生フォーラム」に参加してきました。
午前の全体会は信濃グランセローズ監督の木田勇さんによる講話があり、
選手に「頑張れよ」でなく「楽しんでいるかい?」と言ったり、
結果が出せない投手に「3球目(良かった球)のイメージを覚えているかい?」
と話しかけるなど、メンタル(精神)面を大切にした優しい言葉が印象的でした。
同じことを伝えるにも言葉一つで受け取り方が全然違い、その後のヤル気にも差が出てしまう 、
大人にもまた子育てにも共通する指導であると共感しました。
 
 午後の分科会は7つに別れ、その1つに私の「お天気・星」についての講座が有り
所々に理科実験を入れ話しをしてきました。
熱心にノートをとられる方や、真剣に質問される方など、こちらの方が恐縮してしまいました。
来年に向けては米村でんじろう先生のように少しアッと言わせるような実験を入れて、
更に楽しんでいただけるような企画を組みたいと思います。
 



(信州民報  12月8日付け)














 「ホント暑いですね~」
とにかく暑くて寝苦しい日が続いています。
我が家の気温監視方法の一つとして、夏場のシャワーからお風呂に切り替える日付があります。(寒い時はお風呂で体を温める)
通年ですと1回目はお盆過ぎ、2回目は8月後半でそれからはズ~ットお風呂になります。
ところが今年は暑くて9月中旬だというのにシャワーのままでOK。
 
 
 暑さの原因である太平洋高気圧の勢力について気象庁のホームページで調べたところ、
①ラニーニャによりフィリピン付近の海上で対流活動が活発になり、これに伴う下降流により太平洋高気圧が強まった。
②ジェット気流が日本付近で北に大きく蛇行することにより、上空からも太平洋高気圧を強めている。
この二つが相乗効果を生み太平洋高気圧を更に活発にさせ暑い夏を持続させている事があげられます。
 
 
 もう一つ熱いのが安部首相突然の辞任による福田&麻生候補の総裁選。
25日頃には組閣まで決まると思いますが、
その頃には爽やかな秋風が吹いてくれるでしょう。
 




(信州民報  9月 22日付け)










 8月28日に東の地平線から若干欠けた「満月?」が現れます。
月が地球の影にかくされる「月食」で、時間と共に月は完全に隠されて「皆既月食」となります。
この皆既月食が全国的に見られるのは6年半ぶりとのことです。
 
 太陽-地球-月が一直線にならんだ時に皆既月食が起き、
太陽からの光によってできた地球の影の中を月が通過するときに見られる現象です。
 
 今回は地平線から月が現れるときにはすでに部分食が始まっていて、
完全に地球の影に隠れる皆既食は18時52分頃から始まります。
その後約1時間半ほど真っ暗な月(大気を通過した光が反射するので月は赤っぽく見える)
となり20時22分頃から食が終り月が見え始めます。
 
 月食時は暗くなり、南西方向に明るく輝いている木星や
天頂には夏の大三角などが見えやすくなります。
今年は異常に暑い夏が続いています。
外に出て涼みながら夏の夜空を楽しみましょう。
 
 
 
(信州民報  8月 28日付け)











 8月15日に山梨県の大月まで家族みんなでドライブをしてきました。
朝早く出かけお昼頃には帰る予定でいましたが、清里で昼食後トラブル発生!
車のエンジンがかからず修理工場行きとなりました。
 
 工場はお盆休みで故障原因が分かりませんがオーバーヒートの可能性があると言われました。
長距離で途中渋滞があったこと、当日のうだる様な暑さが重なり、エンジンへの負荷が大きかったと考えられます。
 
 梅雨が明けてからの8月の気温は平年値より高く、お湿りの雨も降らない状況が続いています。
8月14~17日と各地で過去最高気温を記録し、
線路が暑さで歪んだり、熱中症で亡くなる方がたくさん出るなど連日報道されています。
 
 ラニーニャ現象により太平洋高気圧が活発になり、早く梅雨が明け猛暑になることが予想さていましたが、
7月の気温は低く、雨の日が多い結果になりました。
梅雨明けは全国的に遅れ、関東甲信地区で12日遅れの8月1日で、
8月にずれこむのは1951年以降の観測で4回目となりました。
ちなみに気象庁によると梅雨明けが特定できなかった93年を除き、梅雨明けが最も遅かったのは1982年の8月4日とのことです。
 
 しかし、梅雨が明けてから一転し太平洋高気圧が強まり、
快晴が続き気温は早朝からグングン上昇しています。
こんな時は近くのスーパーで買い物をして涼みたいのですが、車が無いので出かけることさえ出来ません。
 
 
(信州民報  8月 21日付け)









 
  梅雨は、日本の北側に発生するオホーツク海高気圧と、
南側に発生する太平洋高気圧の間に梅雨前線が出来ることから始まります。
関東甲信では平年ですと6月8日頃梅雨入りで、7月20日頃梅雨明けとなりますが、
今年は全国的に一週間ほど梅雨入りが遅れ、梅雨明けがいつ頃になるか気になります。
 
 最近、この梅雨明けに影響のあるラニーニャ現象が発生しています。
これによりペルー沖(東太平洋)の海水温が低くなります。(エルニーニョの反対の現象です)
 
 ペルー沖の水温が低くなることにより、インドネシア近海(西太平洋)の水温は高くなり、
ここでは水蒸気や、雲がたくさん発生し対流活動が活発になり上昇気流が発生します。
これが日本の南海上に下降気流となり、太平洋高気圧を活発にします。
 
太平洋高気圧が勢力を増すことによりオホーツク海高気圧を押上げ、
梅雨を持続させる両高気圧の均衡が崩れ、梅雨明けが早くなると予想され、
更に太平洋高気圧は熱い空気をもたらすため、暑い夏になると予想されます。
 
 最近は35℃以上の「猛暑日」※)1が定義されるほど暑い日が多くなりました。
体調には気を付けて、こまめな水分補給を心がけましょう。
 
 私は暑い夏を快適に乗り切るためにも、社会保険庁に出かけてみようかな・・・
 
  ※)1 2007年4月1日より最高気温が摂氏35℃以上の日を「猛暑日」と呼ぶこととなった。
 
 
平成19年梅雨入り 梅雨入り 梅雨明け
地方 今年 平年差 平年
沖縄 5月16日ごろ 8日遅い 5月 8日ごろ 6月23日ごろ
奄美 5月26日ごろ 16日遅い 5月10日ごろ 6月28日ごろ
九州南部 6月1日ごろ 3日遅い 5月29日ごろ 7月13日ごろ
九州北部 6月13日ごろ 8日遅い 6月 5日ごろ 7月18日ごろ
四国 6月13日ごろ 9日遅い 6月 4日ごろ 7月17日ごろ
中国 6月14日ごろ 8日遅い 6月 6日ごろ 7月20日ごろ
近畿 6月14日ごろ 8日遅い 6月 6日ごろ 7月19日ごろ
東海 6月14日ごろ 6日遅い 6月 8日ごろ 7月20日ごろ
関東甲信 6月14日ごろ 6日遅い 6月 8日ごろ 7月20日ごろ
北陸 6月21日ごろ 11日遅い 6月10日ごろ 7月22日ごろ
東北南部 6月21日ごろ 11日遅い 6月10日ごろ 7月23日ごろ
東北北部 6月21日ごろ 9日遅い 6月12日ごろ 7月27日ごろ
2007.6.26気象庁ホームページより
(信州民報  6月 30日付け)

















 「上田創造館おもしろ科学少年団」が
上小地区の小・中学生を対象に4月14日発足しました。
今年度の活動は、月1回合計12回行われる予定です。
 
バードウォッチング②星空探検③地層・化石④科学工作⑤パソコンの5つのグループからなり、
各10~20名で総勢70名の子供たちが参加しています。
 
 この中の②星空探検は館長である渡辺さんが講師を担当し、
私はアシスタントとして実験の準備などお手伝いをしています。
 
 今月の②星空探検の活動はDVD分光器を製作しました。
色々な光(蛍光灯・ブラックライト・白熱球)を、この分光器(※1)を通すことにより
虹色に見えたり、虹色がバラバラに分かれたり、特定の色だけが見えるという観察をしました。
 
 また、望遠鏡の原理の説明と共に、大きな虫眼鏡と宝石用の小さなルーペを使い、
遠くのものが大きく見える実験を行いました。(※2)
 
 これからも天体観測や実験・工作などが企画され、私自身もワクワクしながら勉強が出来そうです。
8月5・6日に「上田創造館ふしぎ・なるほど・おもしろサイエンス」が計画され、活動の発表や展示が予定されています。
興味がある方は訪ねてみてください。
 
 ※1 科学者による星の観測では分光器を使い、星の内部物質などを探り、
     その星の大きさ・重さ・温度・寿命などの研究をしています。
 ※2 秋の活動では望遠鏡の製作を行う予定です。
 
















(信州民報  6月 19日付け)














 気象予報士会、北陸・長野・新潟三支部合同企画で13日に蜃気楼見学会を行いました。

“蜃気楼の見える街”として知られている富山県の魚津まで電車を乗り継いで行きましたが、

途中、日本海岸側の強風によりダイヤが乱れ集合時間に遅れるというハプニングが生じました。

笑ってしまったのはこの強風を誰も予想していなかった事です。

 

 肝心の蜃気楼は、当日の強風と寒さが重なり残念ながら見られませんでした。

蜃気楼は4・5月の晴天後の発生率が高く、年11~12回ほど見られるそうです。(双眼鏡が必要)

海面の空気の層に温度差が出て光を屈折させ、

遠くの景色が伸びたり縮んだり、反転したり、多重像になる現象を指します。

 

 学芸員の話で、魚津に訪れた方の蜃気楼のイメージに、

「はるか離れた異国の景色が映し出される・

空中に走馬灯のように色々なものが映し出される・

竜宮城が見える」など誤解している人が多いようですネ。

 

 会場になった魚津埋没林博物館は、蜃気楼の他に魚津の海岸で発見された特別天然記念物

“魚津埋没林”(埋もれた林)をその場で保存・展示したもので、二千年も前のものが見られます。

 ここでは毎年、蜃気楼交流会があり全国から蜃気楼の研究者などが集まり、研究発表や情報交流を行ないます。

日時:平成19年5月20日(日) 9時~
会場:魚津埋没林博物館 研修室
聴講のお申し込み、お問い合わせは魚津埋没林博物館まで。

TEL:0765-22-1049

http://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/
 






















「写真は魚津埋没林博物館より提供:2005年5月20日撮影」
 (船の上部が反転して見える)
(信州民報  5月 18日付け)









 最近、TV等で気象情報を見ますと東御市と上田市の気温が似た値になり、どうしたのかな?と思っていたら
その内容が東御市のホームページ http://www.city.tomi.nagano.jp/toumi_etc/1176166642_3271.html
「東御市の気象情報の報道について」説明してありました。
 
 ニュースに出る気象情報の気温はその地域の※①アメダスのデータを利用しています。
東御市のアメダスは標高958mの山麓側に有ります。
人口の大半が標高600m前後に集中し、実際の気温より低いとの意見が多く聞こえました。
 
 一方、上田のアメダスは502mにあり、人口が集中している標高で実態と合っています。
東御との標高差は456m、100m上昇すると0.65℃低くなる※②気温減率より、
上田と東御で3℃の差が出ます。
今までの気象ニュースで東御市と上田市の気温差が3℃以上あった事も納得できます。
 今回の市民の人口が集中するポイントを予報できる体制が出来たのは、
平成7年からの天気予報の自由化による民間企業の参入と、
住民要望に対する東御市役所の熱意ある対応により成し得た結果です。
 
 東御市の気温が上田市に近づいたのは、東部町から東御市になり、都市化による温暖化でないことはご理解頂けたでしょうか。
 
 
※① アメダスとは「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、気象庁の「地域気象観測システム」です。
降水量を観測する観測所は全国に約1300ヶ所あり、
このうち、約850か所では降水量に加えて、風向・風速、気温、日照時間の観測を自動的におこないます。
※② 0.65℃は平均値で、乾燥した空気の気温減率は100m上昇すると1℃低くなります。
乾燥した晴天の日に登山する場合、1500m上昇すると15℃気温が低下します。
 
 
場所 標高 (m) 気温 (℃)
東御市 新予報ポイント 533 9.8
東御市 アメダス標高 958 7.0
上田市 アメダス標高 502 10.0
軽井沢 アメダス標高 999 6.8
菅平 アメダス標高 1253 5.1
鹿教湯 アメダス標高 721 8.6
立科 アメダス標高 713 8.6
佐久 アメダス標高 683 8.8
 気温:上田を10℃とした時の標高差での計算上での気温差を示しました。
 

(信州民報  4月 13日付け)


















 東風吹かば 匂い遺せよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな 
(こちふかば にほいおこせよ うめのはな あるじなしとて はるをわするな)
                         菅原道真(845~903)

この歌の東風(こち)は東方から吹いてくる春風を言います。
・・春になり東風に乗って梅の花の香りを私が居る太宰府まで送ってほしい、私がいなくても春を忘れないでほしい。・・
京から太宰府へ左遷された菅原道真が歌った哀愁の歌です。

 さて、冬の代名詞である西高東低の気圧配置により、冷たい北風が吹きますが、
春の訪れと共に、冬型の気圧配置が緩み、暖かい東風の日が多くなります。

 私達の生活圏である地上では東西南北、色々な方向から風が吹いてきますが、
日本上空では常に西から東へと偏西風が流れています。
因みに偏西風の一番強いところをジェットストリームと呼んでいます。(ジェットストリームと言えば懐かしの城達也さんですね)

 これからの季節、黄砂が偏西風に流され飛んできたり、
偏西風には乗らないものの歯切れ良いトークが、西~そのまんま東に流れてきてチョット元気が出ます。

(信州民報  3月 15日付け)
















 
 「人生楽ありゃ苦もあるさ~」で、人間界も自然界も収支のバランスは取れるものだと信じています。
今年の冬は暖かくとても過ごし易かったものの、このツケは何処かに出るだろうな?と不安を感じます。
 
 昨年の秋頃から始まったエルニーニョ現象により
「西高東低」の冬型の気圧配置が弱まり、降水は少なく暖冬傾向なるだろうと予想され、見事に的中しました。
上田の冬場の平均気温を見ますと、※平年に比べ1.6℃ほど高く今年の暖かさが一目瞭然で分かります。
 
 海外に目を向けるとニューヨークでハワイ並みのポカポカ陽気、
ロシアやヨーロッパも暖かく冬眠できない熊が出ている状況で世界的にも予想以上の暖冬傾向になっています。
 
 先日、前副大統領ゴア氏が自ら出演した温暖化問題のドキュメンタリー映画「不都合な真実」の日本公開に合わせ来日し、
地球温暖化の危機訴えました。
 
こちらでの上映を複雑な気持ちで待っています。
 

平年 今冬季
冬季の平均気温 0.25℃ 1.83℃
※)平年をH7~18年と定義しました。
※)12/1~2/24までの平均気温の総平均値。

(信州民報  2月 27日付け)















夜空に輝いている星々の大半が銀河系のもので、
自分自身が輝いている恒星の数は2000億個以上あります。
私達の太陽もその中の1つです。
 
 銀河系は楽器のシンバルを重ねた様な形をしていて、
その直径は10万光年、中心部の厚さは1万5千光年もある程の大きさです。
太陽を含む太陽系は銀河系内部のごく小さな点で、銀河系中心から約3万光年離れた所にあります。
 
 銀河系の中心は夏になると現れる射手座方向にあり、
星が密集していて、天を流れる川のように見える事から「天の川」(最近は光の少ない山でないと見られない)と呼んでます。
冬の「天の川」は銀河系の外側を見ているため星が少なく、夏ほど明瞭ではありません。
その代り冬は明るい1等星を含む星座が多く、楽しませてくれます。
 
  今時分は月明かりも無く、冬の星座がきれいに見えます。
星は1等星~6等星まで約9000個あり、夜空にその半分が見えます。(地球の半分は昼だから見えない)
紀元前3000年、古代メソポタミアの羊飼いが夜中の羊番で暇つぶしに明るい星々を結び、
星座を作ったのが始まりで、現在88個あります。
 
 東の方向を見て、三ツ星のオリオンを見つけてから、冬の星座を捜しましょう。
 
等級 個数
1等星 21
2等星 67
3等星 190
4等星 710
5等星 2000
6等星 5600

(信州民報  1月 19日付け)

















 昨年の12月に上田東小学校で星の授業を行いましたが、
「水・金・地・火・木・土・天・海・」とウッカリ話してしまい、
児童から「冥王星は惑星じゃない~」と言われ感心しました。
 
  2006年8月24日チェコのプラハで開催されていた国際天文学連合の総会で、
「太陽系の惑星の定義」が決定され、水星から海王星までの8個となり、
冥王星は惑星ではなく「矮小(わいしょう)惑星」という新しい分類に入ることになりました。
 
おおくま座とかオリオン座の様に夜空に見える大半の星々は、同じ季節の同じ時間になれば必ず同じ場所に現れる恒星です。
しかし、惑星は惑う(まどう)星と書いて、地球からの見かけ上、いつも一定した場所に現れません。
その中で一番遠くにある冥王星が③の条件を満たさず惑星から外されました。
 
天体観測技術が向上し、冥王星を惑星として認めてしまえば次から次へと同程度の惑星候補が上がり、
惑星だらけになってしまい、岩石(氷塊)なのか惑星なのかの線引きが必要になった事が背景にあります。
 
 太陽系の惑星の外側にはエッジワース・カイパー・ベルト、
そして更に外側にはオールトの雲と言う岩石や氷を主成分とする天体があると予想され、
この2つのゾーンから彗星(ハレー彗星等)が生まれていると考えられています。
これら全体が太陽系です。
 
地球から月まで光の速さで1.3秒、太陽まで8分19秒、
海王星軌道の直径は約8時間で、太陽系全体では約3年間という気が遠くなるほどの大きさです。

次回はもっと気が遠くなる銀河の話です。
 

 

太陽系の惑星の定義 (要約)
① 太陽の周りをまわる。
② 十分な重さがあり、その重力により球形をしている。
③ その軌道に衛星(月と同様)以外の目立つ天体が無い。


(信州民報  1月 11日付け)









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